MOTTAINAI:マータイさんがやってくる 来月〜名古屋、東京など訪問 ◇来月25日〜名古屋、横浜、東京などを訪問
4月25日から来日するMOTTAINAI(もったいない)キャンペーン名誉会長、ワンガリ・マータイさん(66)は、名古屋市を中心に滞在し、講演会や植林などさまざまなイベントを通じて地球環境と命を敬うMOTTAINAIの精神を呼びかけていきます。
マータイさんは毎日新聞社と東京放送、伊藤忠商事の招きで4月25日に来日。26日には開園70周年を迎え、再生計画をスタートさせる名古屋市の東山動植物園を訪れ、同市女性団体連絡協議会の会員や子どもたちと植樹セレモニーに臨みます。午後には市内の金城学院中学・高校で講演、このあとミッドランドスクエア(豊田・毎日ビルディング)やトヨタテクノミュージアム産業技術記念館を見学します。
27日は津島市のヨシヅヤ本店にオープンするMOTTAINAIショップや愛西市での小学生との対話集会に出席。午後には、ウェスティンナゴヤキャッスルホテルで17時から開かれる自叙伝「へこたれない」日本語版の出版記念講演会・歓迎レセプションに参加します。
28日は横浜市に向かい、毎日新聞創刊135年を記念して横浜市の日本新聞博物館で開かれる企画展「MOTTAINAIへ〜キャンペーン報道の力」の記念式典に出席。その後、秋田市に飛び、29日に同市郊外でイオン環境財団の岡田卓也理事長らと一緒に植林活動をします。5月1日には東京都世田谷区の昭和女子大で記念講演し、翌2日に離日の予定です。
◇激動の半生つづる自伝「へこたれない」、来月発刊−−「若い世代励ましたい」
毎日新聞社とともにMOTTAINAIキャンペーンを推進しているワンガリ・マータイさんの自叙伝「UNBOWED」の日本語版「へこたれない」が4月に小学館から発刊されます。
訳者は、マータイさんと親しい首相補佐官の小池百合子さん。政治家、環境保護活動家、また3人の子どものシングルマザーとして独裁政権の弾圧や投獄に負けず、3000万本にのぼる植林活動・グリーンベルト運動を通じて女性の自立や民主的政治の実現を目指した半生が描かれています。
自叙伝は四六判480ページ。13章から成り、ケニアでの生い立ちから米国への留学、グリーンベルト運動の創設、離婚から投獄、政治活動にいたるまでの波乱に満ちた半生が、さまざまなエピソードとともにユーモアを交えた筆致で描写され、読者を引き込む内容になっています。
また、序文には「日本の豊かな文化を取り入れた」としてMOTTAINAIキャンペーンや風呂敷を紹介。毎日新聞社の招へいで訪日した際の出来事もつづられています。
小池さんは前環境相時代にマータイさんと知り合い、マータイさんから贈られた原書を読んで感動、自ら翻訳を引き受けました。訳者あとがきには、自分でも「もったいない」の考え方を何度か呼びかけながら浸透しなかった経緯に触れ、「マータイさんの口から『MOTTAINAI』が語られたとたんに、魔法がかけられた。日本人が本来有してきた『もったいない』の心が蘇(よみがえ)ったのである」などと紹介しています。
出版されるマータイさんの自叙伝「へこたれない」
著書についてマータイさんは「この本を通じ、若い世代がどんな環境におかれても目標を達成するよう励ましていきたい」とのコメントを寄せています。定価は2310円(消費税込み)。
◇新聞博物館で企画展
毎日新聞社は創刊135年を記念して4月29日(日)から6月24日(日)まで、横浜市の日本新聞博物館(財団法人日本新聞教育文化財団)で企画展示展「MOTTAINAI(もったいない)へ〜キャンペーン報道の力」を同博物館と共同で開催します。「MOTTAINAIが地球温暖化を止める」をテーマに、地球環境問題を中心に取り組んできたキャンペーン報道の広がりと、その社会的な役割を紹介します。
地球温暖化の危機をパネルや写真でわかりやすく解説するほか、マータイさんと進めているMOTTAINAIや、清掃活動で成果を上げている富士山再生などキャンペーン報道を詳しく紹介し、身の回りでできるMOTTAINAIを呼びかけます。また、入場者参加型の企画として風呂敷の結び方教室、CO2を測ろう教室などを開催するほか、もったいない寄席や中国音楽コンサート、記者講演会、学生たちによる新しいショッピングバッグの提案ショー、九里洋二、サトウサンペイさんらマンガ・アニメ作家の作品展を予定しています。主な催しと応募方法は次のとおりです。
○ニュースパークシアター(2階)
4月28日(土)午後2〜5時 新聞活用実践教室 地球環境と「もったいない運動」足立旬子記者
5月26日(土)午後2〜5時 新聞活用実践教室 「パキスタン大地震」(新聞協会賞)佐藤賢二郎記者
6月9日(土)午後2〜4時 記者講演会 「アメリカ大統領選挙と地球環境」中井良則記者
6月23日(土)午後2〜4時 記者講演会 「旧石器発掘ねつ造からMOTTAINAIへ」真田和義記者
○情文ホール(6階)
5月 5日(土)午後2〜4時 もったいない寄席 開口一番 瀧川鯉斗さん、講談「もったいない善兵衛」 神田紫さん、落語「八五郎のもったいない精神」 三遊亭右紋さん
5月20日(日)午後2〜4時 MOTTAINAIコンサート「自然とともに〜古箏と木琴の調べ」中国古箏奏者、姜小青(Jiang Xiao‐Qing)さん、中国木琴奏者、東京バッハ・カンタータアンサンブルのティンパニー奏者、馬平(Ma Ping)さん
5月30日(水)午後3〜5時 横浜国立大名誉教授・宮脇昭氏講演会「学校にいのちの森を」
6月 2日(土)午後2〜4時 杉野服飾大学の学生たちによる新しいショッピングバッグの提案ショー
※いずれも無料ですが、事前の申し込みが必要です。定員になり次第、締め切ります。また、内容など一部変更がある場合があります。ご了解下さい。
※問い合わせ先(電話での問い合わせは平日午前10時〜午後4時)と申し込み先(それぞれの催し別に応募して下さい)は下記。
【新聞活用実践教室】毎日新聞社「教育と新聞」推進本部「横浜教室」係(電話03・3212・3359、ファクス03・3212・2592)
◇応募方法 住所・氏名・電話番号・参加希望日(2回とも参加可)を明記、必ずファクスでお申し込み下さい。折り返し、申し込み受理のお知らせを送ります。
【その他の催し】〒100−8051 東京都千代田区一ツ橋1の1の1 毎日新聞社 水と緑の地球環境本部MOTTAINAIキャンペーン事務局「新聞博物館展」係(電話03・3212・0724、ファクス03・3211・4077)
◇応募方法 住所・氏名・電話番号・参加希望催し名、同伴者がいる場合はその名前(2人まで可)を明記、ファクスか往復はがきでお申し込み下さい。申し込み受理のお知らせを送ります。
■利用案内 開館時間:午前10時〜午後5時(入場は午後4時半まで)、休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)※4月28日は一般公開していません。
■ 入場料 一般・大学生(20人以上)500円(400円)高校生(20人以上)300円(200円)、小・中学生無料 ※障がいのある方とその付き添い者1人は無料です(手帳を提示)。 ※割引の併用はできません。◇ファミリー料金(土・日曜日・祝日)中学生以下同伴の保護者2人で500円、中学生以下同伴の保護者1人で400円、中学生以下同伴の保護者3人目以降は1人400円 ◇シルバー料金(65歳以上)400円 ◇リピーター料金(前回の入場券提示)100円割引 ◇20人以上の団体、バス駐車場利用の場合は事前にお申し込みください。
■交通アクセス ●みなとみらい線「日本大通り駅」情文センター口直結 ●JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内駅」徒歩10分
〒231−8311 横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター(電話045・661・2040、ファクス045・661・2029)
………………………………………………………………………………………………………
<マータイさんの日程>
4月25日 来日
26日 ・名古屋市・東山動植物園で植樹セレモニー・金城学院で講演・ミッドランドスクエアなど見学
27日 ・ヨシヅヤ本店を訪問・津島市で講演・名古屋市で自叙伝の出版記念講演会
28日 ・横浜市の日本新聞博物館訪問・TBSエコイベント(東京・赤坂)訪問
29日 ・秋田市でイオン環境財団と植樹
5月 1日 ・東京都世田谷区の昭和女子大で講演
2日 離日
(毎日新聞 2007年3月27日 東京朝刊)
日本新聞博物館
http://www.pressnet.or.jp/newspark/ 2007年3月28日
記事元URL
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/mottainai/news/20070328org00m040014000c.html